天井をペイントする~アクとの戦い~
古くて『和』な天井、どうする?
今回の物件は、ほとんどの部屋が和室。
2階の二間は、目透かし天井という板と板の間に隙間?凹み?のある天井。
1階和室の天井は、竿縁天井という貼り方の天井でした。
どちらも、古く暗い色の木目の天井。 いかにも和室感が出てしまうんですね。
で、どうするか?
選択肢は
1 壁紙を貼る
2 ペンキを塗る
壁紙を貼る場合は、業者に頼むか・自分で貼るか。
業者に頼むとなると、予算オーバー💥
自分で貼ることも考えましたが、この凸凹の和室の天井にクロスを貼るとなると
まず、凸凹をフラットにするという工程が必要。
そして、天井に壁紙を貼るという、高度な技術が必要。
ホームセンターには、天井用の幅が狭めで、のり付きの壁紙もありましたが、
やはり下処理もかなり面倒だったので、壁紙案は却下です。
というわけで、ペイントします。
キッチン天井、洋室は,白いザラザラしたボードでしたが、こちらも古くて汚れがひどい。
シーリングライトを外すと、その跡がくっきり!
もう、塗るよ。全部塗るよ!
というわけで、全部の部屋の天井をペイントすることになりました。
面倒で大変で、出来ればすっ飛ばしたいけど重要な下準備
まず、下準備。
壁や、窓、柱などペンキがついてしまっては困るところを養生していきます。
今回は、壁も柱もほぼペイント、床もクッションフロアを張るので、養生はそこそこに。
養生には マスカーが便利です
次に、ペイントをする前に下処理をします。
この下処理を、このときはまだ簡単に考えていたわたし。
「水性シリコン下塗りシーラー」と書いてあるものをホームセンターで買ってきて、塗りました。
よく見ると、
【ブロック・モルタル・コンクリート・スレートなどの下地調整用】
と書いてあるけど・・・まぁいいか!
(←こういうズボラさがあとで自分の首をしめる)
目透かし天井や、竿縁天井の何が大変ってさ、
凹凸があるんですよね。
全面フラットなら、ローラーバケでスイスイ~っと塗れるわけだけれども
凸凹してるからそうはいかなくて。
まずはくぼみから塗ったり、竿縁天井なんてもっと大変!
凸凹に沿って塗ってから、ようやく平面を塗る。
凸凹はローラーバケも使えないから、普通の刷毛で、はしごにノリながら地道に塗っていきます。
シーラーも本塗りもこの手順。
さぁ、シーラーを塗り終わり、ホワイトのペンキで塗っていきます。
ペイントする~アクと出会い~
塗り進めて行くにつれて、
「うん? なんか茶色っぽいけど・・・?」
まぁ、2度塗りするしな。
そして、2度塗りを始めると、
やっぱり!!!!
茶色いシミが浮き出てくる😨😨😨
そう、このあと、このシミの正体「アク」との戦いが始まるのです。🥶
次回に続きます✒︎